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大輪菊作りに2009年から挑戦しています。 何鉢かの大輪菊作りの記録です。仕事の合間の菊作りですから鉢数しかできません…。仕事片手間に誰にでも容易にできる菊作りの記録です。(60才ほどです)
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IMG_3036.jpg 遅まきながら2月25日に仕込んだ腐葉土。




IMG_3036-2.jpg やっと発酵してきたように見受けられます。




IMG_3035.jpg
 近々鉢上げ用培養土にする予定です。まだまだ菊作りは素人なもので、ペーハーや肥料の成分の計算などはあまり気にしていません。時間を見つけて早く勉強して修得していなければ、菊苗に思いもかけない影響がでてきそうな心配があります…。あなどることなかれ菊作り!と自分に言い聞かせながら。
(;´∩`;)゜:。
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24b2642b.jpg いろんな菊作りのホームページやブログを見ていますと〈大輪菊の挿し芽は4月下旬…〉と思っていました。
 でも、当地鹿児島では4月13日にホームセンターでは既にポット入りの大輪菊の苗が販売してありました。そのコーナーの半分ほどは既に買ってしまわれていたので何日も前から販売されていたのでしょう。
 鹿児島は、春の到来が少し早めです。急いで適当に準備して挿し芽をしました。まだまだ菊作り初心者なので10数株です。

c1cb19ae.jpg 発根剤は「ルートン」というホームセンターで売っているものを使いました。
 挿し芽の方法、また、菊造りの重要な教本として「薫君の大菊と園芸」というブログを参考にさせていただいております。いつも参考にさせていただき、ありがとうございます。
 鹿沼土の粉末状にしたものと、それに1割の発根剤「ルートン」を入れてドロドロにしたもの、さらに熱湯消毒した活け花用の剣山を準備して、芽の根元に剣山で傷を入れ発根剤入りの練り鹿沼土を付け、天ぷらの衣のように乾いた粉末状の鹿沼土を付けて挿し芽をしました。
40e43d45.jpg 2月25日に、落葉に土着菌発酵米糠を混ぜて仕込んだ腐葉土の発酵具合を見ると同時に、手で混ぜて切り返しをしてみました。



7c88ca49.jpg 水分の多いところは黒く、少ないところは土着菌発酵米糠がやっと落葉と一緒に発酵中で、グレーのような水色のような発酵特有のカビ(納豆菌?!)で覆われていました。


f800559b.jpg 発酵の進んでいる部分と進んでいない部分を、切り返して均一に混ぜて、釘で穴をたくさん開けたビニール製の肥料袋(園芸用土袋)に再び入れて、発酵を待つことにします。


 今年の大輪菊栽培に間に合うのかどうか…?腐葉土が出来上がって、それから1ヶ月ほど、十分に寝かせるような日数は取れそうにないようです。

IMG_2771.JPG 切り返しをしていると、少し白味を帯びてきたようです。細かな白いものが見えるようになってきたようです。少しずつ発酵が進んでいるのでしょう。




IMG_2774.JPG しかし、発酵肥料は臭いが激しいです。カニガラや骨粉などが入っているせいでしょうか、触るときも手袋をしていなければ、手に激しい臭気が付いてしまいます。素手で触ると、石鹸で2・3度いっしょうけんめい洗っても取れません…。
(゜д゜;)

IMG_2768.JPG 乾燥肥料に変化がなさすぎるような気がしましたので、湯たんぽを2日間(1日1回70℃ほどの500ccのペットボトル2本)入れると、2日目の夜に40℃ほどになりました。
 40℃以上あったかも知れませんが、正確な測定はできませんでした。
 激しいアンモニア臭の湯気が上がっていましたので、夜中にもかかわらず、薄暗い灯りの中で切り返しをして温度を下げました。服にはこの激しいアンモニア臭が滲み込み、着替えないと耐えられないほどでした。
 湯たんぽもはずしました。激しいアンモニア臭の原因は何かはっきり知りませんので、いろんなHPを見て調べたいと思います。
9a8b0e2f.JPG 冬至芽というのでしょうか、アブラムシが付きましたのでありあわせの消毒液、マラソンの1000~500倍では効果がありませんでした。
 バラ栽培のHPで見ました酵母菌液をいろいろ作ってみて薄めて噴霧してみましたがこれもダメでした。酵母菌液は即効性ではないようです。
 結局、キンチョールのスプレー缶がありましたのでそれを使ってみると数日後にはいなくなりました。少し葉にダメージがあるようですが、気になるほどではありませんでした。

1a47bfe1.JPG この冬至芽を4月の末に、挿し芽にする予定です。菊の挿し芽は一般的に5月のようですが、鹿児島はこの時季、1週間ほど季節の進み具合が早いと思いますので、4月末には挿し芽をしたいと思っています。
1ab3d0cb.JPG 2月25日に発酵米糠を一晩水に漬けていた落ち葉にまぶすようにして仕込んだ腐葉土です。
 上の方で水分量と空気が行きわたっていたところの葉っぱは発酵米糠がアオカビのよう426470be.JPGになって、落ち葉を発酵させ始めているようです。
仕込んで1週間ほどは、内部に手を突っ込むと温かかったので、30度ほどはあったようです。
2c58ab42.JPG その後温度を感じないので切り返しをして見ました。




 
a811c984.JPG 小さな古衣装ケースの下の方にに空気穴を開けていましたが、穴が少なかったようで、下の方は発酵が始まっていませんでした。





08348b1b.JPG 2月25日に仕込んだ際に、余った落ち葉をビニール製の肥料袋(園芸用土袋)に何箇所も釘で空気穴を開けて、土嚢袋とまではいきませんが通気性がある状態にして仕込んだ方が、よく発酵が始まっていました。  

 そのため、切り返した後は、すでに仕込んでいたすべての腐葉土を空気穴をあけたビニール製の肥料袋3つに入れて発酵を待つことにしました。保管場所は軒の下ですが、風のあるとき雨水が入りにくいように、空気穴をあけたレジ袋をかけています。
IMG_2705.jpg
 乾燥肥料温度下がり、悪臭がして小バエなどの虫も寄るので、腐敗の恐れありと判断しました。

※乾燥肥料を入れている袋は、少し厚手の不織布風呂敷を縫って袋状にしたもので、通気性は良いと思います…。

IMG_2706.jpg 水分も足りないようでパサパサしていましたので、油粕150g、発酵米糠100g、米糠100g、発酵コーヒー豆殻100g、土着菌ぼかし液200CCほどを加え、50℃ほどのペットボトル湯たんぽを抱かせました。

     乾燥肥料 腐葉土 備 考 …(以下追記あり)
 2/25              仕込み
 2/27   40℃   30℃    
 ※やや団粒化し切り替えす。必要なかったかも。
 3/01   ----   30℃
 3/02   20℃   25℃  (外気19℃)
 ※乾燥肥料加水ほか…(上記)。湯たんぽ夕・夜入れる。
 3/03   25℃   20℃  (外気15℃)
 ※乾燥肥料やや温度上昇、臭気減。湯たんぽなし。
 3/05朝  20℃   20℃
 3/05夕  25℃   --℃
 3/06    25℃   --℃
 ※切り替えし(毎日)。臭い少々。虫、気温18℃で寄り集まる。
 3/08    40℃(推定)
 ※酸素不足か、アンモニア臭の強い湯気が上がる。
  温度も高かったので切り返しをする。
  その後は温度が気温並のため追記を終る。   

836f3d7b.JPG 落ち葉に土着菌発酵米糠を混ぜて腐葉土をつくらなければなりません。いろんなブログをみると、仕込んで出来上がるのに2~3ヶ月かかることに、この頃気づきました。
 

 そのため急いで、昨日落ち葉を水に漬け、今日仕込みました。容器は古いプラスチックの衣装ケースに何箇所か空気を入れるための穴をあけたものです。
 はたして、今年の大輪菊の栽培に間に合うだろうか?!
1月27日に、土着菌培養液で米糠に拡大培養を始めましたが、なかなか温度が上がりませんでした。

 1月27日 15.0℃
 1月28日 15.5℃…この日より40℃ほどの湯を入れたペットボトルを湯たんぽにして加温)
 1月30日 14.0℃
 1月31日 22.0℃
 2月 2日 13.0℃


 2月 2日 20.0℃…もう1㎏米糠を仕込む

 ※2月2日仕込み分…250CCのお湯に25gの黒砂糖を溶かし、人肌まで冷まして、100倍に薄まる土着菌液にして糠1000gと混ぜました。これには澱粉を入れない方法で仕込みました。さらに、土着菌培養液を薄めた液で発酵させたコーヒー豆殻をひとにぎりほど入れまいた。
 写真①②は発酵させたコーヒー豆殻です。
   ▼写真①
IMG_2437.JPG コーヒー豆殻をビニール袋の中で、土着菌ぼかし液をふりかけ10日ほどで、白く菌が満ちて、少し団粒化しますので発酵したとみなしました…。水分が多すぎると種類の違うカビが生えます(一度失敗しました)。
   ▼写真②
IMG_2440.JPG




 写真③④は、2月2日仕込み分の米糠です。発酵コーヒー豆殻入りです。発酵させたコーヒー豆殻入り米糠で、土着菌液をうすめたものも入れていますが、こちらが2月6日から40℃に急上昇しました。これ以後、2月17日頃まで、40~50℃の間を上がり下がりしました。切り返しは1~3日おきにしました。2月22日前後は20~30℃に落ち着いてきました。
  ▼写真③
9b499943.JPG 写真③④ともに 2月14日のようすです。指先に乗るほどの塊の中には灰色のカビのようなものがありました。何かの土着菌でしょうか…!?

  ▼写真④
5bcb67e2.JPG 2月20日前後には、2月23日に、1月27日仕込み分両方とも温度が20℃ほどに落ち着きました。
 そのため 2月23日に、1月27日仕込み分と、2月2日仕込み分を混ぜました。すると2月25日に再度40℃まで上がりました。
 当方の発酵米糠の仕込み量は、1~2㎏と少ないので温度が上がりにくいようです。よくはわからないのですが…?!
プロフィール
HN:
はやと
性別:
男性
趣味:
玄関前園芸。
自己紹介:
学生時代に『菊と刀』という本を知ってから30年。やっと菊作りの文化を体験することができました。しかし、猫の額のような庭には数鉢しか置けません。数鉢だけの菊作りですが大きな楽しみがあります。また、菊作りに関しましてはほとんどの知識を菊作り・園芸関連のHP等を参考にしています。HP等を開設してある方々のご厚意にあつく御礼申し上げます。
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