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大輪菊作りに2009年から挑戦しています。 何鉢かの大輪菊作りの記録です。仕事の合間の菊作りですから鉢数しかできません…。仕事片手間に誰にでも容易にできる菊作りの記録です。(60才ほどです)
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米ぬかで土着菌培養をします。

▼2月23日

(↑)米ぬか2kgと、片栗(かたくり)液1.5ℓを準備しておきます。

※片栗液
  黒 糖 100g
  片栗粉   50g
  水   1300cc
(片栗液は、混ぜながら過熱して、トロトロ状態にして、冷ましておく)
 
   
(↑)土着菌の菌糸のかたまりをほぐして、
6ミリほどの篩(ふるい)でふるいます。
ふるい終えた物。(↓)
 
 

 土着菌の菌糸をふるった物を米ぬかに混ぜます。
   
   ↓

 米ぬかと片栗液を混ぜた物に片栗液を混ぜます。
   ↓
 
 
これを混ぜて、手のひらでにぎると固まるくらいの程度にします。
でき上がりが少し軟らかかったため、米ぬかを増量し、最終的には2.5kgほど使いました。
(ビニールの大きなゴミ袋の中で混ぜてこのまま、口を開けて空気がいるようにしておく)
   ↓



   ↓
温度は外気温とほぼ同じ13℃です。


翌日頃から温度が上がりだします。
米ぬかが、2~3kgと少ない場合、温度が上がりにくいことがあります。
その場合は、熱めのお風呂程度(45~50℃)のペットボトル湯たんぽを抱かせます。
 ↓
▼2月24日

発酵が始まると甘い匂いがしてきますが、まだしません。
発酵が始まりません。
そのため、50~60℃のペットボトル湯たんぽを入れました。
  ↓
▼2月26日
温度が逃げにくいように、発泡スチロールの箱を使います。また、発酵中は微生物が呼吸をしますので、袋の口はいつも大きく開けています。

  


外気温は10℃以下なのに、糠(ぬか)の温度は20℃以上になりました。
発酵が始まり、日本酒のような香りがします。
  ↓
 ▼2月28日
   
 ↓
 ▼2月29日

  ↓
 ▼3月3日
 

ペットボトル湯たんぽで発酵をうながしています。
ペットボトル湯たんぽは、ほぼ毎日のように取り替えていますが、温度があまり上がらず、発酵が進みにくいような気がしますので、土着菌の菌糸の着いた枯葉や枝を篩った残りも、剪定ハサミで比較的細かく切って発酵中の糠(ぬか)に混ぜ込みました。種となる土着菌が増えた方が発酵が盛んになるでしょうから。
  
  ↓
 ▼3月5日

3月3日頃より発酵臭が激しく、家族から顰蹙(ひんしゅく)を買っています。木造の比較的古い構造の家屋ですから、風向きなどにより匂いが家屋の中に入り込みやすいようです。
3月4日・5日は両日とも、50℃を超えています。
  ↓
▼3月6日
  40℃台の温度。
  ↓
▼3月7日
  40℃台の温度。
  ↓
▼3月8日
  30℃台の温度。
  ↓
 ▼3月11日
10℃台となっていたため湯たんぽを入れる。
 乾燥もだいぶ進み、臭気も少なくなってきたので、微生物の活発な活動が落ち着いてきたのであろうと推測しています。
発酵中の糠(ぬか)温度が10℃台になっていたので、3月5日以来久々にペットボトル湯たんぽを入れて、発酵をうながしてみることにしました。

発酵も終盤ですので、腐葉土作りのため枯葉を2日ほど水に漬けこみみ、腐葉土の仕込みを始めます。腐葉土作りも急がないとないと、腐葉土が苗の鉢上げの時季に間に合いませんので。
  ↓
 ▼3月12日
ペットボトル湯たんぽを入れた翌朝、30℃台になっていました。3月5日頃はペットボトル湯たんぽを入れても、2~3日は40~50℃を保つことができていましたが、そこまでの盛んな発酵はしていません。
糠の塊(かたまり)に灰色の菌糸が見えるようになってきました。(下2枚の写真)
発酵菌が増殖してくるとこのようになります。




発酵が最終盤になってきたようです。
  ↓ 
 ▼3月15日
土着菌発酵米糠(どちゃくきんはっこうこめぬか)のでき上がりです。

温度は外気温と同じです。
発酵が収まりましたのでできあがりとみなします。
けっきょく3週間かかりました。

この土着菌発酵米糠を使って腐葉土を仕込みます。
 
 
    
    
    
    
    
    
    
    
    
    

     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
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プロフィール
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はやと
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男性
趣味:
玄関前園芸。
自己紹介:
学生時代に『菊と刀』という本を知ってから30年。やっと菊作りの文化を体験することができました。しかし、猫の額のような庭には数鉢しか置けません。数鉢だけの菊作りですが大きな楽しみがあります。また、菊作りに関しましてはほとんどの知識を菊作り・園芸関連のHP等を参考にしています。HP等を開設してある方々のご厚意にあつく御礼申し上げます。
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