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大輪菊作りに2009年から挑戦しています。 何鉢かの大輪菊作りの記録です。仕事の合間の菊作りですから鉢数しかできません…。仕事片手間に誰にでも容易にできる菊作りの記録です。(60才ほどです)
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大菊が咲きだしました。 2017.11.07.
今年は遅れがちな開花でしたが、やっと開きだしました。
























9月9日に〈ずいぶん早い時季に花芽ができたな〉と思っていましたが、心配していた「ヤナギ芽」であることがシロウトの私にでも確実にわかったのは、9月下旬(28日)でした。

    ↓
     
9月28日にヤナギ芽を胴切りして、ずいぶん下の方の脇芽の蕾を育てることにしました。
 



   ↓
     
ずいぶん下の方の脇芽だったので、開花時の花の高さはちょうど良くなりました。一番高い位置に咲く花が元気なうちに、開花できることを期待しています。
11月2日のようすです。 
 





輪台を取り付け始めました。(2017.10.28.)

大菊の開花が例年より遅いようです。
まだまだ暖かい日が多いようです。
菊たちは、まだ秋の訪れを感じていないのかも…。














蕾ができてきました。蕾から開花した直後に、花びらを虫に食べられることがよくあります。
その予防として、このところ1週間に1度ほど、開花後に花弁を食べる虫を除けるために、マラソンの1000倍弱を霧吹きで散布しています。マラソンの濃さを色(透明度)で表現しますと、ポカリスエットより少し薄い(透明)くらいがちょうどよいようです。それ以上濃いと苗や葉っぱが弱りますので…。何度も噴霧しているうちにわかってきました。
また、オルトラン粒剤も1ヶ月に1回ほど少し根元に撒いています。
さらに、ハダニ対策の薬も週1回ほど噴霧しています。…例年この季節はハダニも増えやすいので、そうしています。

 
  

ほか詳しい使用方法などは、お手数ですが、それぞれの会社のHPなどをご覧ください。

下のような、100円均一で販売している噴霧器を使っています。
10鉢以内の菊づくりはこれで十分です。






















蕾ができてきましたが、今年は少し成長が遅いようです。
成長の遅さは、季節のせいか、栄養分のせいかわかりません。





片手間栽培で、十分な手入れができていたわけではありませんので、しょうがありません。
簡単栽培で、この程度の菊作りができるという報告のブログですから…。






もう少し念入りに取り組めば、みごとな菊ができるはずです。










第1回目の増し土をしました。

 

腐葉土に「グリーンキング」を混ぜ込んでいます。






竹製のセパレートを1個外して、腐葉土を入れます。
次回は、8月末か、9月初めに、残りの2か所に腐葉土を詰める予定です。







でき上り後。↓



















少し早いかの知れませんが、育ち具合の早い苗から、ピンチと胴切りを始めます。


⇒後


⇒後



「ピンチと胴切りで高さ調整」
その目的・意味合いは、8月の末~9月の花芽分化期に紛らわしい花芽モドキができると正規の花が咲かないので、生育が強すぎると早く柳芽が発生する。そこで、短日植物の菊が正規の花芽分化のために日照時間を感知出来る様に、ピンチと胴切りで生育を少し弱める作業です。ピンチは芽先をつみ取る事で、胴切りはかなり下で充実した 幹を切ることです。
ピンチと胴切りの第2の目的は、3枝の高さ調整で、ピンチ作業と胴切り作業を兼用して高さを合わせる。今回の高さ調整は1次的で、2次調整はピンチと胴切り後に脇芽が1㎝ほど伸びた時点で行う。
(ブログ「薫君の大菊と園芸」を引用・参考

















 
苗の丈が高くなり、風にあおられ倒れそうになったため、支柱を立てることにしました。
  

三枝の枝を支柱に引き寄せようとして曲げていますと、折れてしまって残念ながら二枝になってしまった苗(鉢)もあります。






また、成長の早いのは、柳芽のようなものが出てきており、そろそろ胴切り(ピンチ)をしなければならないと考えています。

また、成長の遅い分は、今日鉢上げした苗もあります。
















大菊三本仕立ての、最後の鉢上げをしました。

現在の育成状況はこの程度です。多少の個体差があります。


 
 
鉢の大きさは、8号と9号を使っています。
底には、赤玉土中粒(50%)、ボラ中粒(50%)を1~2センチほど入れました。

増し土用のセパレートには、今年は、孟宗竹を使いました。自然の材料が適切でしょうから、たぶん…。



その上に、コンバイン袋で保管し時々雨ざらしにして発酵を促した、腐葉土(霧島ボラ土細粒を10%弱混ぜる)を入れました。

腐葉土の底から4~5センチのところに「オルトラン粒剤」を撒きました。
  
コガネムシの幼虫を駆除するためです。


  

2鉢仕上げました。

















プロフィール
HN:
はやと
性別:
男性
趣味:
玄関前園芸。
自己紹介:
学生時代に『菊と刀』という本を知ってから30年。やっと菊作りの文化を体験することができました。しかし、猫の額のような庭には数鉢しか置けません。数鉢だけの菊作りですが大きな楽しみがあります。また、菊作りに関しましてはほとんどの知識を菊作り・園芸関連のHP等を参考にしています。HP等を開設してある方々のご厚意にあつく御礼申し上げます。
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