大輪菊作りに2009年から挑戦しています。
何鉢かの大輪菊作りの記録です。仕事の合間の菊作りですから鉢数しかできません…。仕事片手間に誰にでも容易にできる菊作りの記録です。(60才ほどです)
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挿し芽を5号鉢に植え替えました。
水受け皿付きの鉢で、1鉢に4本ずつ挿し芽してから、32日目です。
このくらい発根していれば、この後が枯れにくいはずです。
鉢上げ後の、挿し芽苗です。
土は、今年の2月に仕込んだ腐葉土です。
根の周辺1~2㎝周辺は挿し芽をした土で根を囲みました。
根を急に栄養価の高い腐葉土にさらすと、根腐れすることがありますので。
今年の春は、雨天が多かったので、挿し芽の土中の湿度が高く、枯れる苗(芽)はほとんどありませんでした。
水受け皿付きの鉢で、1鉢に4本ずつ挿し芽してから、32日目です。
このくらい発根していれば、この後が枯れにくいはずです。
鉢上げ後の、挿し芽苗です。
土は、今年の2月に仕込んだ腐葉土です。
根の周辺1~2㎝周辺は挿し芽をした土で根を囲みました。
根を急に栄養価の高い腐葉土にさらすと、根腐れすることがありますので。
今年の春は、雨天が多かったので、挿し芽の土中の湿度が高く、枯れる苗(芽)はほとんどありませんでした。
菊作りでは、株分けでの苗作りは邪道ですが、根が十分に発根していますので苗の育ちが早く確実です。
冬至芽から育った比較的育ちの良い、根が張っている芽を選んで掘り出し株分けしました。
4株植え替えました。
株分けは、根が深い場合が多ので、最初から比較的大きな鉢に植えました。
苗の葉が密集しているのは、冬至芽が伸びすぎるのを止めるために、矮化剤「ビーナイン」を散布(3/27)しました。それ以後背丈の成長が遅くなりました。
1袋1gの「ビーナイン」を500㎖の水で溶かしましたので、500倍の濃度でした。
また、苗がけっこう育って、葉もたくさん付いていますので、摘芯をしました。
摘心は、3本の枝分かれをさせるためにします。
冬至芽から育った比較的育ちの良い、根が張っている芽を選んで掘り出し株分けしました。
4株植え替えました。
株分けは、根が深い場合が多ので、最初から比較的大きな鉢に植えました。
苗の葉が密集しているのは、冬至芽が伸びすぎるのを止めるために、矮化剤「ビーナイン」を散布(3/27)しました。それ以後背丈の成長が遅くなりました。
1袋1gの「ビーナイン」を500㎖の水で溶かしましたので、500倍の濃度でした。
また、苗がけっこう育って、葉もたくさん付いていますので、摘芯をしました。
摘心は、3本の枝分かれをさせるためにします。
▼2017.03.22. 挿し芽。▼
挿し芽をしました。
まず、挿し芽の根元の方に、生け花用の剣山(けんざん)を熱湯消毒したもので、刺し傷をつけました。
こうすると、発根しやすくなるそうです。
土は、前年に鉢植えやプランターなどで使った、雨風にさらされた土です。
ホームセンターの「挿し木用の土」や、挿し芽用に配合しても、3~4年連続で全面的に失敗しました。
そのようなときに、鉢植えなどに使っていた土で挿し芽をしていた分が、いつも生き残っていました。
仕事で忙しく、水分の管理ができずに、いいかげんな日があっても、鉢植えやプランターで使っていた土ならば、水分が無くなってしまわず、けっこう差し芽が成功します。
また、水受け皿付きの鉢を、水やりができない忙しい日があるために、使っています。
挿し芽の発根剤の「ルートン」も使わないので、根の成長は少し遅いのですが、最終的には生き残る率が多いので、このようにしています。
多忙な人の、菊作り・挿し芽は、こうでもしないとできません。
菊作りの、本格派の方からは笑われてしまうでしょうが…。
だれでもできるシロウト菊作りは、こうでもしないと失敗して枯れ果ててしまいます。
↓ ↓ ↓
▼2017.04.24. 5号鉢に植え替え。▼
差し芽から、32日目です。
このくらい発根していれば(写真右上)、この後が枯れにくいはずです。
鉢上げ後の、挿し芽苗です。
土は、今年の2月に仕込んだ腐葉土です。
根の周辺1~2㎝周辺は挿し芽をした土で根を囲みました。
根を急に栄養価の高い腐葉土にさらすと、根腐れすることがありますので。
腐葉土作りに取りかかりました。
▼2017.02.07. 落ち葉の水漬け。▼
ケヤキの落ち葉(左・中)
ゴミ袋3つ分の落ち葉を水に漬けました。
2~3日間漬けます。
それ以上漬けると、茶色の汁が濃くなってしまいます。漬けた水に養分が抜けてしまうように思えますので、2~3日にしています。
↓ ↓ ↓
▼2017.02.08. 海藻ひろい。▼
腐葉土のミネラル分を補うための海藻を拾いに行きました。
桜島の見える、錦江湾の砂浜です。
ホンダワラ、アオサを少々拾ってきました。
↓ ↓ ↓
▼2017.02.15. イセエビ殻粉末作り。▼
お正月に、食しましたイセエビの殻を湯がいて、天日乾燥していましたので、これを粉末にする調理器具で粉にしました。カニ殻と同じ成分と推測しています。
2匹分で、160グラムできました。
↓ ↓ ↓
▼2017.02.15. 腐葉土の発酵材等そろう。▼
【 材 料 】
枯れ葉 (ゴミ袋3枚分←3日間水漬け後)
米 糠 (3kg)、
発酵米糠(2kg)、
油 糟 (600g)、
砂糖水 (1.5ℓ←10%)、
発酵鶏糞少々(300g 3にぎりほど)、
エビ殻粉末(160g)
海 藻 (少々、濡れた状態で1kgほど)
発酵材は「ボカシ米糠」(2kg 写真左下のビニール袋入り)。「えひめ-A1」で糠を発酵させたことが表記してありました。
発酵材の発酵米糠(左下)は、土着菌を山から採取してきていたものの、糠に混ぜて培養する時間がありませんでしたので、たまたま立ち寄った熊本県錦町の道の駅で販売していました「ボカシ米糠」を購入し使うことにしました。
↖「道の駅 錦」
確か270円でした。「えひめ-A1」で作られたものです。
↓ ↓ ↓
▼2017.02.15. 腐葉土の仕込み。▼
水漬けした枯れ葉と、改装を10㎝ほどに切ったものを、発酵材や肥料を混ぜた物をからませながら、プラスチック製の衣装ケースに、直径5mmほどの穴を開けたものにシッカリ押さえつけながら、仕込みました。衣装ケース2個分になりました。
右端の写真は、通気のための穴。衣装ケースの側面と底にドリルで、10cm四方に2~3個ほど開けています。
↓ ↓ ↓
▼2017.02.21. 腐葉土の発酵が進んでいます。▼
(仕込んで6日目)
温度は42℃になっています。
↓ ↓ ↓
▼2017.02.23. 腐葉土の発酵中。▼
(仕込んで8日目)
温度は36℃になっています。少し下がっています。
発酵の進んだところは、アオカビ色で、白い菌糸の部分は発酵途中のようです。
乾燥している部分などは、発酵が進んでおらず、糠は仕込んだ日のままの色です。
少し全体を混ぜてあげました。切り返しのようなことで、空気が中の方まで行きわたり発酵が進むのではないでしょうか。
↓ ↓ ↓
▼2017.02.24. 腐葉土、温度下がる。▼
(仕込んで9日目)
温度が20度ほど(外気温7℃)になっていたので、そこの方から混ぜて、シッカリ切り返しをしてみると、発酵がぜんぜん進んでいないところが、けっこうありました。
前日さわってみた物とは別のプラスチックケースは、雨水が少々かかるところに置いていたためか、湿気が多く発酵の進み具合の悪いところが多くありました。
そのため、2つのプラスチックケース両方とも、底の方にある湿り気味の葉っぱを上部に出してよく空気が入るようほぐして、さらに発酵が進んだ部分と混ぜこぜにしてみました。いわゆる切り返しを入念にしてみました。
発酵が進んでいないところは、腐敗気味なのか、たくあん漬けのようなイヤな臭いがします。
発酵が進んでいる部分は、味噌のような匂いがします。
混ぜこぜにした後は、空気がまんべんなく入るように少々軽めにケースに詰めました。
今まで、2ケースでしたが、3ケースほどに分けました。葉っぱと葉っぱの間の空気の通りがよくなり発酵が進むことを期待します。
↓ ↓ ↓
▼2017.03.06. 温度下がり気味で発酵中。▼
(仕込んで27日目)
温度が18度ほど(外気温13℃)
内部の温度は、18℃です。外気温は13度です。
ひと箱が20ℓほどで、通気性もあるので、40℃ほどまで上がりきらないのだろうと推察しています。
表面は乾燥気味な部分もありますが、内部は良い具合に湿り気が残り、発酵が進んでいます。
湿り気と空気が全体的に行きわたり、内部を掘り返すと、白い菌糸がはびこっています。
臭いは、あまりしません。また、不快な腐敗臭もしませんので、発酵が進んでいるのでしょう。
↓ ↓ ↓
▼2017.03.24. 腐葉土ができあがりました。▼
(仕込んで45日目)
できあがりましたが、乾燥気味であった部分は、まだ少し熟成していないようでもありす…。色は、仕込んだ時より、だいぶ黒みをおびてきました。
しかし、この段階で、培養土の材料と混ぜ合わせて、コンバイン袋で熟成を待ちます。
培養土の材料の割合は、
腐葉土 50%
赤玉中粒 30%
燻 炭 10%
ゼオライト 5%
パーライト 5%
以上のようにしたいのですが、下の2種類はまだ購入していませんので、とりあえず上の3種の材料を混ぜます。
通気性の良い、コンバイン袋に入れて、熟成を待ちます。
ある程度の水分を与えながら熟成を待ちます。
水分は、自然の腐葉土が堆積しているような、森の木陰くらいを想像しながら、発酵菌が活発に活動できるよう、適当な量を与えてみます。
-~--~-腐葉土作り、おわり。-~--~-
▼2017.02.07. 落ち葉の水漬け。▼
ケヤキの落ち葉(左・中)
ゴミ袋3つ分の落ち葉を水に漬けました。
2~3日間漬けます。
それ以上漬けると、茶色の汁が濃くなってしまいます。漬けた水に養分が抜けてしまうように思えますので、2~3日にしています。
↓ ↓ ↓
▼2017.02.08. 海藻ひろい。▼
腐葉土のミネラル分を補うための海藻を拾いに行きました。
桜島の見える、錦江湾の砂浜です。
ホンダワラ、アオサを少々拾ってきました。
↓ ↓ ↓
▼2017.02.15. イセエビ殻粉末作り。▼
お正月に、食しましたイセエビの殻を湯がいて、天日乾燥していましたので、これを粉末にする調理器具で粉にしました。カニ殻と同じ成分と推測しています。
2匹分で、160グラムできました。
↓ ↓ ↓
▼2017.02.15. 腐葉土の発酵材等そろう。▼
【 材 料 】
枯れ葉 (ゴミ袋3枚分←3日間水漬け後)
米 糠 (3kg)、
発酵米糠(2kg)、
油 糟 (600g)、
砂糖水 (1.5ℓ←10%)、
発酵鶏糞少々(300g 3にぎりほど)、
エビ殻粉末(160g)
海 藻 (少々、濡れた状態で1kgほど)
発酵材は「ボカシ米糠」(2kg 写真左下のビニール袋入り)。「えひめ-A1」で糠を発酵させたことが表記してありました。
発酵材の発酵米糠(左下)は、土着菌を山から採取してきていたものの、糠に混ぜて培養する時間がありませんでしたので、たまたま立ち寄った熊本県錦町の道の駅で販売していました「ボカシ米糠」を購入し使うことにしました。
↖「道の駅 錦」
確か270円でした。「えひめ-A1」で作られたものです。
↓ ↓ ↓
▼2017.02.15. 腐葉土の仕込み。▼
水漬けした枯れ葉と、改装を10㎝ほどに切ったものを、発酵材や肥料を混ぜた物をからませながら、プラスチック製の衣装ケースに、直径5mmほどの穴を開けたものにシッカリ押さえつけながら、仕込みました。衣装ケース2個分になりました。
右端の写真は、通気のための穴。衣装ケースの側面と底にドリルで、10cm四方に2~3個ほど開けています。
↓ ↓ ↓
▼2017.02.21. 腐葉土の発酵が進んでいます。▼
(仕込んで6日目)
温度は42℃になっています。
↓ ↓ ↓
▼2017.02.23. 腐葉土の発酵中。▼
(仕込んで8日目)
温度は36℃になっています。少し下がっています。
発酵の進んだところは、アオカビ色で、白い菌糸の部分は発酵途中のようです。
乾燥している部分などは、発酵が進んでおらず、糠は仕込んだ日のままの色です。
少し全体を混ぜてあげました。切り返しのようなことで、空気が中の方まで行きわたり発酵が進むのではないでしょうか。
↓ ↓ ↓
▼2017.02.24. 腐葉土、温度下がる。▼
(仕込んで9日目)
温度が20度ほど(外気温7℃)になっていたので、そこの方から混ぜて、シッカリ切り返しをしてみると、発酵がぜんぜん進んでいないところが、けっこうありました。
前日さわってみた物とは別のプラスチックケースは、雨水が少々かかるところに置いていたためか、湿気が多く発酵の進み具合の悪いところが多くありました。
そのため、2つのプラスチックケース両方とも、底の方にある湿り気味の葉っぱを上部に出してよく空気が入るようほぐして、さらに発酵が進んだ部分と混ぜこぜにしてみました。いわゆる切り返しを入念にしてみました。
発酵が進んでいないところは、腐敗気味なのか、たくあん漬けのようなイヤな臭いがします。
発酵が進んでいる部分は、味噌のような匂いがします。
混ぜこぜにした後は、空気がまんべんなく入るように少々軽めにケースに詰めました。
今まで、2ケースでしたが、3ケースほどに分けました。葉っぱと葉っぱの間の空気の通りがよくなり発酵が進むことを期待します。
↓ ↓ ↓
▼2017.03.06. 温度下がり気味で発酵中。▼
(仕込んで27日目)
温度が18度ほど(外気温13℃)
内部の温度は、18℃です。外気温は13度です。
ひと箱が20ℓほどで、通気性もあるので、40℃ほどまで上がりきらないのだろうと推察しています。
表面は乾燥気味な部分もありますが、内部は良い具合に湿り気が残り、発酵が進んでいます。
湿り気と空気が全体的に行きわたり、内部を掘り返すと、白い菌糸がはびこっています。
臭いは、あまりしません。また、不快な腐敗臭もしませんので、発酵が進んでいるのでしょう。
↓ ↓ ↓
▼2017.03.24. 腐葉土ができあがりました。▼
(仕込んで45日目)
できあがりましたが、乾燥気味であった部分は、まだ少し熟成していないようでもありす…。色は、仕込んだ時より、だいぶ黒みをおびてきました。
しかし、この段階で、培養土の材料と混ぜ合わせて、コンバイン袋で熟成を待ちます。
培養土の材料の割合は、
腐葉土 50%
赤玉中粒 30%
燻 炭 10%
ゼオライト 5%
パーライト 5%
以上のようにしたいのですが、下の2種類はまだ購入していませんので、とりあえず上の3種の材料を混ぜます。
通気性の良い、コンバイン袋に入れて、熟成を待ちます。
ある程度の水分を与えながら熟成を待ちます。
水分は、自然の腐葉土が堆積しているような、森の木陰くらいを想像しながら、発酵菌が活発に活動できるよう、適当な量を与えてみます。
-~--~-腐葉土作り、おわり。-~--~-
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プロフィール
HN:
はやと
性別:
男性
趣味:
玄関前園芸。
自己紹介:
学生時代に『菊と刀』という本を知ってから30年。やっと菊作りの文化を体験することができました。しかし、猫の額のような庭には数鉢しか置けません。数鉢だけの菊作りですが大きな楽しみがあります。また、菊作りに関しましてはほとんどの知識を菊作り・園芸関連のHP等を参考にしています。HP等を開設してある方々のご厚意にあつく御礼申し上げます。
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