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大輪菊作りに2009年から挑戦しています。 何鉢かの大輪菊作りの記録です。仕事の合間の菊作りですから鉢数しかできません…。仕事片手間に誰にでも容易にできる菊作りの記録です。(60才ほどです)
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be7e66a6.JPG 鹿児島県の海沿いの町には、数日前からヤマザクラが咲き始めました。春の訪れを感じます。
 東北地方太平洋沖地震の被災者の皆様にはお見舞い申し上げますとともに一日も早い復興をお祈り申し上げます。
 趣味で菊を育てることができるのが、申し訳ないような気がします。東北・関東方面の菊作りをされる方の中にも被害に遭われてある方が多いことと存じます。秋にはブログで大輪の菊の花の写真をプレゼントさせていただきたいと存じます。
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 冬至芽が元気に育ちましたが、欲しい苗の芽は一鉢に1本だけしか出ないという皮肉なこともあります。美しいものほど弱いものなのでしょうか…?
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▼3月9日、土麹を仕込みました。
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材料古土20ℓ、米糠2kg、鶏糞350g、土着菌米糠500g、砂糖50g片栗50g入り液1.5ℓをよく混ぜて通気性のよい土嚢袋に入れました。

▼3月12日の温度は48℃ありました。
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▼3月16日までは、40℃以上ありました。
▼3月17日、30℃ほど。
▼3月18日、20℃ほど。切り返しをする。
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米麹につくように土に白い菌糸が土の中にまで繁殖?していました。
これを切り返して比較的細かくして再度土嚢袋に詰めました。
▼3月23日、21℃(外気温10℃、7:00AM)。
▼1/19 拾ってきた落ち葉(家庭用ゴミ出し用袋大一杯)を一晩水に漬け、土着菌発酵米糠(1kgほど)と油粕(50gほど)少々を混ぜながら仕込みました。
ca584236.jpgd60430a9.jpg 落葉はケヤキが主です。もう一度後日仕込む予定にしているのはクヌギが主です。




▼1/27 仕込んで1週間が過ぎたので見てみました。表面には白い菌糸のようなもので覆われており(写真中)、少し中のほうは灰色の菌糸に近い粉状のもので覆われており(写真右)、通気性の悪かった底の方は葉っぱも糠も色が変わっていませんでした。左の写真の竹は中の方の通気のため入れました。効果はありました。
1687ef7f.jpg359c3e66.jpg0994bab6.jpg よく菌が増殖しているところとそうでないところを混ぜ合わせ、切り返しをして土嚢b77f5372.jpg袋に入れました。この方が通気性が良いと思いますので。





▼2/7 軒下のあまり雨に濡れないところに置いていました。ときどき外側をさわると暖かかったので内部は40℃くらいになっていることもあったのではないかと思います。仕事片手間なので温度計を差し込んで計るまではしませんでした。
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 土嚢袋の口を開けて見ると、表面は乾燥したようで葉っぱの枯れ具合は変わりません。しかし、少し表面の葉っぱを掘ってみると、菌糸がよくはびこっています。土着菌が枯れ葉を発酵させてくれているのでしょう…(多分!?)。

◆この後、4月まで熟成させていますと、乾燥気味だったので時々水をかけ湿らせていたのですが、腐葉土は土嚢袋で熟成させると乾燥気味になり、袋に接している外側の熟成が進みません。空気が網目をあまりにも通り過ぎるからでしょう。腐葉土は土嚢袋で熟成させない方が良いようです。もう少し通気性の良くないものが良いようです。
▼12/15(2010) 仕込み
材料:米糠2㎏・水500CC(湯を冷まして)・黒砂糖30g(湯が熱いうちにうちに溶かす)・土着菌液(100倍、冷まし湯に入れる)
材料をビニール袋の中でよく混ぜ、握ってやっと固まり、つつくと崩れるくらいで通気性が良いようにダンボールのふたをした。途中からふたをしないようにした。虫が入る季節ではないし、通気性が良い方が発酵が進むようだったから。
※毎日1回通気のためにまぜる。(屋外のプレハブの中で発酵)
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▼12/17 温度1~2℃、屋外温度。(日本酒のような甘い臭いはするが温度は上がらず)
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(12/20~24出張のため手入れできず、温度は上がらずじまいだった)
▼12/25 ペットボトル湯たんぽ(60~70度ほど)を抱かせる。
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▼12/26 急激に発酵し43℃に上がる。毎日1回ていど通気のためまぜる。
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かたまりの中を割って見ると少し白い。



▼12/29 32℃(12/26の43℃から徐々に下がる)
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かたまりを割ると灰色の繊維がビッシリ。




▼1/2  5度前後(気温と同じ)、1回目の発酵が落ち着いたようです。
サラサラとして温度が落ち着く。
近々もう一度水を足し温度を上げ発酵を進める予定。

▼1/5 1回沸騰させて冷ました水を25%ほど加えると、翌日から2~3日変化がありませんでした。そのため、1/11の夜にペットボトル湯たんぽをビニール袋の下に入れると、1/12~14の3日間、50℃前後の温度に上がりました。温度が高いのでその後の乾燥が早いようです。(1/13は50度を少し越えました)
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▼1/15 糠の温度が気温並みに戻りましたので、再度冷ました水を足して湯たんぽを入れると1/16には40℃ほどに上りました。ほとんど毎日混ぜるように心がけ、土着菌もたくさん繁殖していることでしょう。こんど温度が落ち着いたところで、落葉腐葉土を仕込むことにします。
《2010年度の記録》
[発酵が止まり、落ち着いたのか…。 2010.01.03.]
[土着菌培養-Bの方に、土着菌が菌糸を伸ばしはじめたようです。 2010.01.04.]
[漉し取った土着菌液。 2010.01.09.]
[土着菌培養、ご飯から2回目開始(A) 2010.01.10.]
[安定化する前に再発酵。   2010.01.16. ]
[土着菌を米糠に培養開始。 2010.01.27.]
[土着菌培養-B、失敗。  2010.01.27.]
[ご飯に土着菌繁殖。  2010.01.28.]
[乾燥肥料を仕込みました。 2010.02.25.]
[土着菌培養液を米糠への拡大培養のその後。  2010.02.25.]
[落ち葉腐葉土を仕込む。  2010.02.25.]
[乾燥肥料温度下がる、腐敗の恐れ…!? 2010.03.02.]
[腐葉土を切り返してみました。 2010.03.05.]
[アブラムシが付きましたが…。 2010.03.07]
[乾燥肥料に湯たんぽ入れると…! 2010.03.08.]
[乾燥肥料徐々に発酵が進んでいるようです。2010.03.09.]
[腐葉土の切り替えし 2010.04.01]
[挿し芽をしました。 2010.04.16.]
[腐葉土、発酵してきたようではあるが… 2010.04.20.]
[発酵も進み漉し取ります。 2010.04.21.]
[乾燥肥料に変化。 2010.04.29.]
[乾燥肥料熟成進行中。  2010.04.30.]
[漉し取って、黒砂糖を入れる。 2010.05.02.]
[腐葉土らしくはなってきました…  2010.05.03.]
[挿し芽後、2週間経過。  2010.05.04.]
[古土土麹を仕込むと、24時間後には…  2010.05.04.]
[土麹温度が下がって常温ほどに 2010.05.07.]
[鉢上げ用培養土に使う池土がない! 2010.05.11.]
[鉢上げ用培養土作り   2010.05.11.]
[古土土麹、2回目の仕込み。 2010.05.14.]
[挿し芽後、30日が経過…。  2010.05.17.]
[ポットから鉢上げ。  2010.05.18.]
[柳芽!こんなに早く出るの? 2010.05.25.]
[アワダチソウグンバエ発見。 2010.05.26.]
[乾燥肥料現在はこのように…。 2010.05.26.]
[乾燥肥料、施肥。  2010.05.26.]
[摘心をしてみる。  2010.05.26.]
[手作りアブラムシ駆除剤も薬害があるのか?2010.06.02.]
[農薬散布。    2010.06.02.]
[摘心後、芽が出てきました。 2010.06.08.]
[乾燥肥料、2回目の施肥。 2010.06.24.]
[大輪菊の定植。  2010.06.28.]
[大輪菊3本仕立てを誘引を開始。  2010.07.03.]
[枝が伸びてきたものから次々と誘引…。 2010.07.13.]
[乾燥肥料を施肥。    2010.07.19.]
[ピンチ(芽掻き)をしました。  2010.07.21.  ]
[ピンチ(芽掻き)後、4日目。 2010.07.25.]
[ピンチ(芽掻き)後、6日目。 2010.07.27.]
[わき芽の芽掻き。  2010.07.29.]
[育ちが悪いようなので乾燥肥料を施肥。2010.08.11.]
[アワダチソウグンバイ現る。  2010.08.19.]
[増し土、1回目。 2010.08.19.]
[PK液肥の施肥を開始。  2010.08.22.]
[2回目の増し土に臨む。 2010.09.03.]
[2回目の増し土、培養土を入れる。 2010.09.03.]
[アブラムシが…。 2010.09.21.]
[1週間で5㎝以上伸びています。 2010.09.24.]
[アブラムシが発生するようになってきました。2010.09.29.]
[アブラムシだけでなくカメムシも…2010.10.05.]
[今年初めての蕾。  2010.10.05.]
[次々と摘蕾。 2010.10.08.]
[大きな蕾。 2010.10.14.]
[1ヶ月で30センチほども、この時季は伸びるのですね。 2010.10.14.]
[台風13号の影響…  2010.10.23.]
[現在成長の早い蕾でこの程度。 2010.10.26.]
輪台の取り付けを始める。 2010.10.27.]
[開花は遅れ気味なのか?  2010.11.03.]
[開き出した大輪菊。 2010.11.09.]
[大輪菊3本仕立て。 2010.11.12.]
[戸外の菊にはアブラムシがよく付く。 2010.11.13.]
[アブラムシは古い小筆で取ると取りやすい。 2010.11.12.]
[現在の咲きぐあい…。  2010.11.16.]
[仙巌園の「菊祭り」を拝見。 2010.11.27.]
[元気の良い、遅咲き?が残っています。2010.12.07.]

 比較的元気の良い、遅咲き?が丈夫な花を残しています。1207-IMG_4686.jpg
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 ものの10鉢ほどしか作っていませんが、菊作り2年目だからこそ発見できる菊の性質がそれぞれの鉢から学び取れます。それでも、仕事片手間の趣味というより遊びのようなものですから、熱心さは通常の菊作りをされる方には及びません…。
 これからも、少数精鋭?菊作り、ぼつぼつと楽しんで行きたいと思います。
 鹿児島の名勝、仙巌園(島津家別邸跡)の「菊祭り」を観に行きました。
 それぞれ見事でした。シロウトの私は足もとにも及ばない菊がたくさん並べてありました。

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 仕事の合間に立ち寄ったもので、ものの30分ほどしか時間がありませんでしたので、非常に残念ながら十分な観察ができませんでした。

 しかし、菊作りに興味を持ち出して挑戦してから2年目での菊花展、観方が違ってしまいます。…熊本県にも仕事で行くことがあり、熊本県の菊花展は半月~1ヶ月ほど早く始まり終わります。11月下旬は鹿児島県内の仙巌園でしかやっておりません。おそらく日本一遅い時季に開かれる菊花展でしょう。

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 菊作り初心者(シロウト)はそれなりに菊作りを楽しみたいものです。菊作りというと、手間隙かかり、特定の条件が整わないとできない趣味ではないと思います。
 奥が深く手間隙かければそれなりの結果が出るのは確かのようです。しかし、少し努力すればある程度の花をつけてくれます。
 見ごたえもありますし、風土にも合いますし、文化的にもしっくりくるところがあるように思えます。…独りよがりでしょうか?
 現在の咲きぐあいはこの程度です。 やっとここまで咲きました。
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 アブラムシは古い小筆で取ると取りやすいですね。花びらを傷付けることがありません。上手くいけば、さわるだけで筆先に引っかかってきます。多い花には、花びらの生え際の方まで入りこんでいます。1匹ずつ根気よく取り除かないといけません。元気な苗には不思議とアブラムシが少ないです。元気のない苗にはかわいそうなほど蕾のときから付いてしまいます。アブラムシは最後は指先で押しつぶして処分します!
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 戸外に置いている菊にはアブラムシがよく付きます。
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 室内に入れている分は少なく、姿が見えると取り除きます。せっかくここまで育ったのに悔しくて一匹ずつ取り除いています。
 ときたま羽のついたアブラムシがいます。たまたま写真に撮れたのでアップしました。
 これは暖かいと元気よく飛んでまわります。
プロフィール
HN:
はやと
性別:
男性
趣味:
玄関前園芸。
自己紹介:
学生時代に『菊と刀』という本を知ってから30年。やっと菊作りの文化を体験することができました。しかし、猫の額のような庭には数鉢しか置けません。数鉢だけの菊作りですが大きな楽しみがあります。また、菊作りに関しましてはほとんどの知識を菊作り・園芸関連のHP等を参考にしています。HP等を開設してある方々のご厚意にあつく御礼申し上げます。
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