大輪菊作りに2009年から挑戦しています。
何鉢かの大輪菊作りの記録です。仕事の合間の菊作りですから鉢数しかできません…。仕事片手間に誰にでも容易にできる菊作りの記録です。(60才ほどです)
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平成30年度の大菊を育てるための、腐葉土を作るための、「土着菌米糠(ぬか)」の培養に取りかかりました。
①12月15日、昨年の暮れ、町内の山ぎわの公園の林の中で、土着菌を探しました。湿気のある枯葉の吹き溜まりで竹や雑木が密集しているところです。近年、ここでいわゆる土着菌の菌糸の集まり、菊作りブロガーの方たちは「土着菌はんぺん」称される物を採集してきました。
↓ ↓ ↓
②「土着菌はんぺん」を少々剪定ばさみで刻んで、篩(ふるい)にかけます。
↓ ↓ ↓
③「土着菌はんぺん」を篩にかけた物と米ぬかと混ぜ、さらに「カタクリ液」を混ぜます。
◇カタクリ液の材料【片栗粉50g・白砂糖100g・水1ℓ】→中火で加熱しドロドロの液にして、冷ます。
※砂糖は、菊作りブロガーの方たちは「黒砂糖」を使われます。白砂糖を使うと発酵しにくいかもしれません。
↓ ↓ ↓
④1月11日、「土着菌米糠」仕込み開始。
米糠 2㎏に200ℊほどの「土着菌はんぺん」粉(10:1の割合)と、水1ℓをよく混ぜて、糠を握ると壊れないくらいの固さにする。
よく混ぜたものをビニール袋に入れて、通気性を保つために口を開けたまま縛らないでおく。
今回は、「カタクリ液」に黒砂糖を使わず白砂糖を使ったために、発酵が著しく進まないことが予想されるので、最初から50~60℃のペットボトル湯たんぽを2本入れて、発酵を促します。
例年の「土着菌培養」では、糠と「土着菌はんぺん」粉と「カタクリ液」を混ぜ合わせる途中から、甘い発酵臭がするのに、今回はその臭いが始まりません。やはり、白砂糖では発酵が緩やかにしか進まないのかもしれません。
数日後、甘い発酵臭がしないので、通気性が良いように、大きなゴミ袋に変えました。すると、甘い発酵臭が急激に増え発酵が進みだしました。
↓ ↓ ↓
↓ ↓ ↓
⑤2月8日、なんとか糠全体に、土着菌が繁殖してきたようなので、でき上りとしました。
今回の所要日数は、約1か月です。
腐葉土の仕込みが遅れ込まないように、例年より早めに、仕上げとしており、土着菌の繁殖は何割か少ないかも知れませんので、腐葉土を仕込むときに少し多めに「土着菌米糠」を配合しようかと考えています。
◆◇◆◇◆
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①12月15日、昨年の暮れ、町内の山ぎわの公園の林の中で、土着菌を探しました。湿気のある枯葉の吹き溜まりで竹や雑木が密集しているところです。近年、ここでいわゆる土着菌の菌糸の集まり、菊作りブロガーの方たちは「土着菌はんぺん」称される物を採集してきました。
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②「土着菌はんぺん」を少々剪定ばさみで刻んで、篩(ふるい)にかけます。
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③「土着菌はんぺん」を篩にかけた物と米ぬかと混ぜ、さらに「カタクリ液」を混ぜます。
◇カタクリ液の材料【片栗粉50g・白砂糖100g・水1ℓ】→中火で加熱しドロドロの液にして、冷ます。
※砂糖は、菊作りブロガーの方たちは「黒砂糖」を使われます。白砂糖を使うと発酵しにくいかもしれません。
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④1月11日、「土着菌米糠」仕込み開始。
米糠 2㎏に200ℊほどの「土着菌はんぺん」粉(10:1の割合)と、水1ℓをよく混ぜて、糠を握ると壊れないくらいの固さにする。
よく混ぜたものをビニール袋に入れて、通気性を保つために口を開けたまま縛らないでおく。
今回は、「カタクリ液」に黒砂糖を使わず白砂糖を使ったために、発酵が著しく進まないことが予想されるので、最初から50~60℃のペットボトル湯たんぽを2本入れて、発酵を促します。
例年の「土着菌培養」では、糠と「土着菌はんぺん」粉と「カタクリ液」を混ぜ合わせる途中から、甘い発酵臭がするのに、今回はその臭いが始まりません。やはり、白砂糖では発酵が緩やかにしか進まないのかもしれません。
数日後、甘い発酵臭がしないので、通気性が良いように、大きなゴミ袋に変えました。すると、甘い発酵臭が急激に増え発酵が進みだしました。
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⑤2月8日、なんとか糠全体に、土着菌が繁殖してきたようなので、でき上りとしました。
今回の所要日数は、約1か月です。
腐葉土の仕込みが遅れ込まないように、例年より早めに、仕上げとしており、土着菌の繁殖は何割か少ないかも知れませんので、腐葉土を仕込むときに少し多めに「土着菌米糠」を配合しようかと考えています。
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蕾ができてきました。蕾から開花した直後に、花びらを虫に食べられることがよくあります。
その予防として、このところ1週間に1度ほど、開花後に花弁を食べる虫を除けるために、マラソンの1000倍弱を霧吹きで散布しています。マラソンの濃さを色(透明度)で表現しますと、ポカリスエットより少し薄い(透明)くらいがちょうどよいようです。それ以上濃いと苗や葉っぱが弱りますので…。何度も噴霧しているうちにわかってきました。
また、オルトラン粒剤も1ヶ月に1回ほど少し根元に撒いています。
さらに、ハダニ対策の薬も週1回ほど噴霧しています。…例年この季節はハダニも増えやすいので、そうしています。
ほか詳しい使用方法などは、お手数ですが、それぞれの会社のHPなどをご覧ください。
下のような、100円均一で販売している噴霧器を使っています。
10鉢以内の菊づくりはこれで十分です。
その予防として、このところ1週間に1度ほど、開花後に花弁を食べる虫を除けるために、マラソンの1000倍弱を霧吹きで散布しています。マラソンの濃さを色(透明度)で表現しますと、ポカリスエットより少し薄い(透明)くらいがちょうどよいようです。それ以上濃いと苗や葉っぱが弱りますので…。何度も噴霧しているうちにわかってきました。
また、オルトラン粒剤も1ヶ月に1回ほど少し根元に撒いています。
さらに、ハダニ対策の薬も週1回ほど噴霧しています。…例年この季節はハダニも増えやすいので、そうしています。
ほか詳しい使用方法などは、お手数ですが、それぞれの会社のHPなどをご覧ください。
下のような、100円均一で販売している噴霧器を使っています。
10鉢以内の菊づくりはこれで十分です。
蕾ができてきましたが、今年は少し成長が遅いようです。
成長の遅さは、季節のせいか、栄養分のせいかわかりません。
片手間栽培で、十分な手入れができていたわけではありませんので、しょうがありません。
簡単栽培で、この程度の菊作りができるという報告のブログですから…。
もう少し念入りに取り組めば、みごとな菊ができるはずです。
成長の遅さは、季節のせいか、栄養分のせいかわかりません。
片手間栽培で、十分な手入れができていたわけではありませんので、しょうがありません。
簡単栽培で、この程度の菊作りができるという報告のブログですから…。
もう少し念入りに取り組めば、みごとな菊ができるはずです。
少し早いかの知れませんが、育ち具合の早い苗から、ピンチと胴切りを始めます。
⇒後
⇒後
「ピンチと胴切りで高さ調整」
⇒後
⇒後
「ピンチと胴切りで高さ調整」
その目的・意味合いは、8月の末~9月の花芽分化期に紛らわしい花芽モドキができると正規の花が咲かないので、生育が強すぎると早く柳芽が発生する。そこで、短日植物の菊が正規の花芽分化のために日照時間を感知出来る様に、ピンチと胴切りで生育を少し弱める作業です。ピンチは芽先をつみ取る事で、胴切りはかなり下で充実した 幹を切ることです。
ピンチと胴切りの第2の目的は、3枝の高さ調整で、ピンチ作業と胴切り作業を兼用して高さを合わせる。今回の高さ調整は1次的で、2次調整はピンチと胴切り後に脇芽が1㎝ほど伸びた時点で行う。
(ブログ「薫君の大菊と園芸」を引用・参考)
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はやと
性別:
男性
趣味:
玄関前園芸。
自己紹介:
学生時代に『菊と刀』という本を知ってから30年。やっと菊作りの文化を体験することができました。しかし、猫の額のような庭には数鉢しか置けません。数鉢だけの菊作りですが大きな楽しみがあります。また、菊作りに関しましてはほとんどの知識を菊作り・園芸関連のHP等を参考にしています。HP等を開設してある方々のご厚意にあつく御礼申し上げます。
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