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大輪菊作りに2009年から挑戦しています。 何鉢かの大輪菊作りの記録です。仕事の合間の菊作りですから鉢数しかできません…。仕事片手間に誰にでも容易にできる菊作りの記録です。(60才ほどです)
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「取り木」に何とか根が伸びてきて、外から見えるようになったので、ペットボトルで作った容器を外しました。
「取り木」のペットボトル容器設置から、35日目です。
元の茎を切断して、9日目です。

 

根は、何とか伸びていました。
この程度伸びていれば、鉢上げしても根付くと思います。


 



鉢上げ用の土は、去年の古土を5㎜ほどの篩(ふるい)で篩った分の細粒の方に、鹿沼土中粒と、さつま石小粒を、共に10%ほど混ぜて、水はけがよくなるような状態にしています。
これならば、養分過多で新根を傷める心配がありません。





 
























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3月24日と、4月2日に「取り木」による株分け作業にかかりました。

     


ようやく根が張ってきたようで、外側から見えるようになってきましたので、元株からの茎を切って分離させました。



 
  
 左の写真の、左の方と右下に、白い根が2本見えています。

右の写真のように、元株からの茎を切って、分離すれば、元株から養分が来なくなりますから「取り木」をした新株の根が良く伸びるようになることが考えられます。

























4月5日に、去年使った培養土を、5㎜の篩(ふるい)でふるい分けした、大粒の方を、下記の材料を混ぜて、発酵させ「再生土」を作ります。


     



【材 料】
古土    20 ℓ
発酵糠  300 g
糠   1000 g
油粕   200 g
骨粉   200 g
海藻の粉  50 g

  
  
 
【黒糖液】
水      1 ℓ
黒糖   100 g
片栗粉   60 g

  
 
 
沸騰させ、糊状態になったものにもう少し水で薄めて混ぜる。
固さは、にぎれば固まるていど。
黒糖液を混ぜると、微生物の活動を助けるようで、発酵温度が上がりやすくなる。



▼↓▼↓▼↓▼(後日記)

4月14日、30℃以上になり、麴状になるため、切り返し(底から混ぜて返して新鮮な空気を全体に行きわたらせる)をする。
 
 



▼↓▼↓▼↓▼(後日記)


4月16日までに、30℃以上に発酵し、3・4日に1度、2回ほど切り返しをすると、菌糸が全体に繁殖して、まんべんなく麹状になりました。

  

 


そうして「再生土」ができあがりました。
これに、後日「腐葉土」「燻炭」「赤玉土」などを混ぜて「培養土」として使います。

























去年使った培養土を、5㎜の篩(ふるい)でふるい分けして、赤玉土や大きな腐葉土の残骸などを、再発行させて、今年の培養土に再利用します。
篩で出た細かな培養土は、他の園芸用に使います。



↓ふるい分け後の大粒。これだけ後日、発酵米糠や米糠を混ぜて再発酵させます。



ふるい分け後の細粒。


鉢底石は鉢底石ばかりを集めました。

















培養土を仕込むときに使う骨粉は自作です。鍋物やフライドチキンの骨をよく乾燥させて、ニッパなどで少し切り砕いて、さらに干して乾燥させ、ミキサーで骨粉にします。これを、培養土や前年度の培養土の再利用のための発酵作業の段階等で混ぜます。海藻を粉にしたものも同じときに混ぜます。




ミキサーで粉砕して、後は冷蔵庫で保存。


忙しくない年には、これを材料に乾燥肥料を作りますが、残念ながら今年は乾燥肥料を作る暇がありません。

















(3/24実施)↓

例年、挿し木で失敗が多いので、確実な「取り木」
で、苗を取ります。

これで1ヶ月ほど待ちます。(3/24実施)↑
 
去年は「取り木」で、発根して苗ができるのに40日かかっています。
今、この作業をすれば、ゴールデンウィーク頃に苗ができ上がり、ちょうど良いのではないかともくろんでいます。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

(4/2実施)↓

後日、残っていた苗を「取り木」にしてみました。


土の上に出る芽は、極力短くした方が良いようです。
じゃないと、元気の良い苗は茎が長く長く育ってしまいます。
根っこにつながって、栄養をもらっているからしょうがありません。


…~…~…~…~…~…~…~…~…~…~


鹿児島では、シレネが咲きだしました。(4/2)



  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
腐葉土を仕込みました。

材料は、

《腐葉土材料》
落ち葉(水漬け)30リットル
発酵糠    150グラム
糠      500グラム
油粕     100グラム
(砂糖水   10%)←
これを今年は忘れていました。

(砂糖水を忘れていたため、発酵温度が30度台までしかあがりませんでした。忙しい中にやっていると、忘れごとも多くなります。しかし、そんな忙しい人でもできる、やさしい「菊作り」の方法を見つけて行きたいものです。やはり、砂糖水を使った去年(H25)の腐葉土作りの記録では温度が上がっていますが、一昨年(H24)の腐葉土作りの記録を見てみると、30度台までしか上がっていません。)
 
     
少し前に3日ほど、落ち葉を水に漬けていました。



材料の、発酵糠・糠・油粕を混ぜたものと、落ち葉をサンドイッチ状にして仕込みます。
中央付近に竹の筒を刺しているのは、発酵に必要な空気が中に入りやすいようになるためです。

 
 
今回、発酵糠は「EM菌ぼかし米糠」というものを、農家の方が販売してあったのでそれを使いました。800グラム入って100円でした。写真は、米ぬかと油かすの間にある、ビニール袋に入っている物です。
  
    
  
  
  
  
  


  
  
  
前日、山中の道端で寄せ集め拾ってきた落ち葉を水に漬けました。
4日ほど漬け、腐葉土を仕込む暇がなかったので、全体が乾かない程度、底に少し水を残しました。落ち葉は樫の葉が多いようです。






















海藻には、農作物の育ちに有効なミネラルが豊富に含まれているとの情報をいたるところで目にします。そのため今年は、近くの海岸で「アオサ」をひろってきました。
 


ここは、錦江湾です。桜島が見えています。


 
 
数日後、
天日で乾燥させ、ミキサーで粉々にしました。
 


昨年の培養土を再利用するために土着菌糠などで発酵させるときに、この海藻の粉を混ぜ込む予定です。去年まではホンダワラなどでしたが、今年はアオサを使ってみることにしました。





 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
落ち葉をひろい集めました。家庭用のゴミ袋いっぱいに詰め、30リットルほどです。場所は薩摩の山奥の道端です。樫の木などの葉っぱが多いようです。






土着菌の菌糸(よく「土着菌はんぺん」などと呼ばれています)を探しに行き、クヌギや、カシや、孟宗竹のある林でみつけてきました。
 
ながめの良い公園の林の中です。遠くに桜島が見えています。








 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
プロフィール
HN:
はやと
性別:
男性
趣味:
玄関前園芸。
自己紹介:
学生時代に『菊と刀』という本を知ってから30年。やっと菊作りの文化を体験することができました。しかし、猫の額のような庭には数鉢しか置けません。数鉢だけの菊作りですが大きな楽しみがあります。また、菊作りに関しましてはほとんどの知識を菊作り・園芸関連のHP等を参考にしています。HP等を開設してある方々のご厚意にあつく御礼申し上げます。
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