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大輪菊作りに2009年から挑戦しています。 何鉢かの大輪菊作りの記録です。仕事の合間の菊作りですから鉢数しかできません…。仕事片手間に誰にでも容易にできる菊作りの記録です。(60才ほどです)
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柳芽を防ぐための「ピンチ」と高さをそろえるための「胴切り」をしました。



ほんとは、7月中旬にはやっていた方がよいようです。
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5月2日にホームセンターから苗を買ってきて、すぐに5号ほどの鉢に植えたあと、1週間に1度ほどはハイポネックスの約500倍を与えましたが、乾燥肥料はまだ施していませんでしたので、乾燥肥料(国華園)10CCほど施肥しました。


 












   

「取り木」を実施しました。




何とか根が伸びていましたので。




下は、6月6日のようすです。
何とか根付いたようです。

  

三枝がだんだんと伸びてきました。 



苗によって個体差はあります。



取り木の苗に根があまり出ていないので、元株からまだ分離していませんが、三枝を伸ばすための芽欠きをそのまま行いました。

 

今年は、自分で「挿し芽」(苗作り)をしませんでした。忙しいためです。しかし、今年は近くの2か所のホームセンターの両方にありました。昨年、一昨年と置いてなかったホームセンターに置いてあり、まだ品数が残っていましたので、好みの種類を選べました。

購入したその日(5月2日)5号鉢に植え替えました。
使った土は、今年度作った培養土で、その培養土のみ使いました。






下にいろんな器を置いているのは、アリやナメクジの侵入を防ぐためです。
アリは、アブラムシを運んできます。
ナメクジは新芽や葉っぱを夜のうちにゴッソリ食べてしまいます。



さらに、次の作業の「摘芯」ですが、菊作りブログを参考にしますと、購入時にすでにたくさん葉っぱがついているので、早いうちに「摘芯」しようと考えています。(下のブログを参考にさせていただいています)

※参考ブログ『薫君の大菊と園芸』より 
「摘心の適期は短幹種では葉の枚数が12~14枚で摘心、長幹種は葉の枚数9枚前後」
《2010年》
http://kaoru-egaosaku.cocolog-nifty.com/kiku/2010/05/post-42aa.html

「摘芯の適期は展開葉の枚数で決めています、短幹種は13枚で摘芯、長幹種は7枚で摘芯しています」
《2009年》
http://kaoru-egaosaku.cocolog-nifty.com/kiku/2009/06/post-4050.html
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

今年の、大輪菊作り用の培養土を調合しました。


今年度の作った腐葉土と、


麹化して、5mmの篩でふるった「赤玉中粒」土と、


燻炭10%、ゼオライト(根腐れ防止剤)5%、を混ぜ合わせて、今年度の「培養土」のでき上がりとします。
白く見えるのがゼオライト、黒く見えるのが燻炭です。



仕事に忙しい中に、少しでも手抜きをしながらの菊作りで、本格派の方からはあきれてものが言えないと思いますが、手をかける時間がないので仕方ありません。













▼2015.03.19.
培養土に使う「赤玉中粒」という土を例年腐葉土などと混ぜて、しばらく日数を於いて培養土にしていましたが、今年は「赤玉中粒」そのものを米糠と片栗・砂糖液とで麹化してから、培養土を調合したいと考えています。


材料は、
 赤玉中粒~20ℓ
 米 糠~1㎏
 発酵米ぬか~500g
 片栗と砂糖の調合液~1ℓ
 カルキ抜き済み水~少々
  
混ぜ合わせて、発酵を待ちます。

▼(後日記)2015.03.22.
3日後に40℃ほどになっていたことを確認しました。

▼(後日記)2015.03.24.
土着菌がはびこり、白くなり全体的に固まってきました。

 

▼(後日記)2015.03.30.
その後、3度ほど切り返しをしてできあがりです。


 ▼(後日記)2015.04.15.
5mmの篩(ふるい)にかけて粒の小さな土を取り除きました。



これと腐葉土(↓)と燻炭などを混ぜて培養土にする予定です。


今年度の腐葉土は、現在こんな状態です。










 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

1月31日
古土を湿らせ、古土の再生作業、即ち「土麹」を仕込みました。

  古土  20ℓ
  糠   500g
  発酵糠 100g
 片栗液
  砂糖  200g
  片栗  50g
  水   1ℓ


◆2月4日
温度は50℃を越えています。
   

菌糸もかなりはびこっているようです。

 
 
 
◆2月8日
温度はまだまだ40℃以上。

 

 
以後、温度はだんだんと下がっていきます。

1週間ほどで、気温とほぼ同じになりました。


2月中旬、土着菌の菌糸がはびこり土が固まった状態(手で砕ける程度の固まり具合)になったので、砕きながら3回ほど切り返しをしました。
これでできあがりです。

1cm以上の粒と、3mm以下の粒は、篩(ふるい)でふるって取り除き、中粒のみ培養土にする予定です。
水はけや、空気の通りが悪くならないようにするためです。
  
 
  
   
   
   
   
   
   
   

1月19日
腐葉土の培養開始。
落ち葉(枯葉)は、半分が山中の道端でひろってきたもので、樫・モミジ・椎などなどで、あとの半分は近くの公園のケヤキの落ち葉です。
仕込む前に一晩水に漬けて湿気を与えました。写真はすでに水を抜いています。一晩は落ち葉が水没してしまうまで水に浸していました





  《仕込み材料の量》
      枯れ葉   30ℓ
      糠(ぬか)  500g
      発酵糠  150g
      油 粕   100g
      砂 糖    80g(砂糖水にしておく)

上記の分量は、枯葉(落ち葉)が30ℓの場合の分量です。




下、砂糖水をかけています。発酵が活発になるためです。下中の黒い粒は鶏糞(発酵鶏糞)です。


 
 
また、今年は古土の再生は、わずかしかありませんので、例年古土再生発酵時に混ぜ合わせる、以下の物もおおよそこの程度混ぜております。

    骨粉 50g
    海藻 50g
    鶏糞 50g

翌朝、腐葉土15℃、外気9℃でした。

 ▼1/21  07:00 15℃ (外気温9℃)
 1/23  07:00 30℃ (外気温10℃) 
 
1/26  15:00 20℃ (外気温15℃)
  ↓(腐葉土、今日のようす)





 

腐葉土に土着菌の菌糸が伸び、腐葉土に少しずつはびこってきています。底の方から混ぜて空気を入れてみました。枯葉の量の割に砂糖が少なかったようで、ときどきようすを見るのですが、30℃までしか上がりません。

以後、外気温とほぼ変わらないくらいになりました。

  
1/30  15:00 15℃ (外気温13℃)
1/31  ★砂糖200g を溶かした片栗液と、発酵糠100g、糠300gを投入、混ぜる。
 
2/4   15:00 33℃ (外気温9℃)


 


2/6~8   30℃前後

↓ 以後、土着菌の菌糸がはびこり、枯葉がだんだんと黒くなっていきました。
 

 
3/2   外気温とほぼ同じ





全体的に黒くなり、切り返し(混ぜ)てみると、乾燥気味なところは発酵しておらず(下左写真)、土着菌がはびこっていないようです。灰色になっているところ(上右写真)は、付着した糠などに土着菌が増殖し、落ち葉と一緒に発酵が進んでいるところです。




以後、ときどき切り返しをして、全体的にまんべんなく発酵して、腐葉土がほぼできあがったところで、再生土等と混ぜて今年の培養土にする予定です。

また、ほぼできあがっている状態とします。
ただ、乾燥していたところなど、部分的に発酵していないので、ときどき切り返しをします。

約70日かかって腐葉土ができあがりました。





 
 
  
  
  
  
  
  
  

   
プロフィール
HN:
はやと
性別:
男性
趣味:
玄関前園芸。
自己紹介:
学生時代に『菊と刀』という本を知ってから30年。やっと菊作りの文化を体験することができました。しかし、猫の額のような庭には数鉢しか置けません。数鉢だけの菊作りですが大きな楽しみがあります。また、菊作りに関しましてはほとんどの知識を菊作り・園芸関連のHP等を参考にしています。HP等を開設してある方々のご厚意にあつく御礼申し上げます。
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